バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝(2戦先勝方式)第3戦は15日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、富士通が1月の全日本選手権優勝のデンソーを89─79で下した。通算2勝1敗とし、初優勝した2007~08年シーズン以来、16季ぶり2度目の頂点に立った。
富士通は第2クオーターを45─36で前半を折り返す。第3クオーターには林咲希と町田瑠唯の東京五輪銀メダリスト2選手が3点シュートを決めるなど最後まで主導権を握り続けた。
川崎市中原区拠点の富士通は1985年創部。過去には全日本選手権で3連覇した実績がある。昨季はプレーオフ準々決勝で敗退。今季はパリ五輪日本代表主将・林咲らを擁してレギュラシーズンを1位通過でプレーオフに進出し、2季ぶりの決勝に挑んだ。