プロ野球横浜DeNAベイスターズが、米大リーグ、ジャイアンツから自由契約となっていた元主将の筒香嘉智外野手(32)と入団で合意したことが15日、関係者の話で分かった。5年ぶりの古巣復帰となる。
ベイスターズ不動の4番、精神的支柱として2017年の日本シリーズ進出に大きく貢献した主砲の凱旋(がいせん)は、若返りが進むチームにとっても大きなプラスとなる。
筒香は10年に横浜高からドラフト1位で横浜(現横浜DeNA)入団。16年に44本塁打、110打点でタイトル2冠に輝くなど、勝負強い長距離打者として活躍した。野球日本代表でも4番を任され、プロ野球では通算205本塁打を記録している。
19年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ、レイズに移籍。その後、メジャー、マイナー、独立リーグなど複数球団を渡り歩いた。今春のキャンプはマイナー契約の招待選手としてメジャーに参加するも、不振でマイナーキャンプに降格し、退団していた。メジャー通算は182試合で打率1割9分7厘、18本塁打、75打点。