鎌倉幕府を支えた三浦一族にちなんだ「三浦一党出陣武者行列」が21日、神奈川県横須賀市衣笠地区で6年ぶりに開催される。「衣笠さくら祭」の関連行事で、衣笠観光協会の主催。
甲冑(かっちゅう)に身を包んだ地域住民らが商店街などを練り歩き、一族の出陣の様子を再現する。一族を率いた三浦義明役は上地克明市長が務める。
武者行列は午後1時に衣笠十字路付近を出発し、JR衣笠駅近くの商店街を通り、大明寺(同市衣笠栄町)で折り返す2時間ほどの行程。三浦学苑高校の吹奏楽部やチアダンス部なども参加し、約200人がパレードする。雨天・強風は中止。
また、今回の行列開催に合わせて、同市出身の歴史家・山城ガールむつみさんが三浦一族の家紋と旗印などをデザインした衣笠城の「御城印(ごじょういん)」の発売を開始。衣笠商店街内の「メガネのささき」(同)などで1枚700円で販売する。
行列の問い合わせは、同協会(同センター内)電話046(853)1611。