甘夏やキンカン、ゴールデンオレンジなど5種類のかんきつ類が味わえる恒例の甘夏雑柑(ざっかん)狩りが松本農園(真鶴町岩)で始まった。来園した家族連れらは相模湾の潮風を受けて育ったかんきつ類を袋に詰めて楽しんでいた。
約2千平方メートルの畑でたわわに実った果実はどれも例年通り順調に育っているという。茅ケ崎市から両親や愛犬と訪れた小学3年の児童(9)は「ミカンは好きなのでこれから食べるのが楽しみ」と話していた。
甘夏雑柑狩りは5月始めごろまで実施する予定だが、作物がなくなり次第終了する。入園は午前9時~午後4時半。もぎ取り袋(1100円)を購入すれば大人5人まで入園料無料。問い合わせは同園、電話0465(68)0330。