横浜開港の記念日に合わせて、臨海部を食や音楽など多様な催しで彩る「ハマフェスY165」の来月開催を前に、記者発表会が17日、東京都内で開かれた。横浜ゆかりの「クレイジーケンバンド」を率いる歌手の横山剣さんは「テーマ曲を作曲した」と明かし、「ソウルフルな祭典にする」と約束した。
イベントは5月25、26の両日、横浜市中区の山下公園を主会場に、馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手の5地区で繰り広げられる。地元商店街、団体などでつくる実行委員会の主催。「Y165」は開港からの年数を示し、200周年までの継続を目指す。
実行委の宝田博士委員長(協同組合元町SS会理事長)は「それぞれの街の魅力を発揮したい」と決意表明。共催する横浜市の山中竹春市長は「横浜を探索してほしい」と呼びかけた。
横山さんは、同公園の特設ステージで野外ライブに臨む。テーマ曲は「かなりエキサイティング」で、初披露に向け「猛練習している」と話し、会場を沸かせた。同じくステージに登場する歌手のクリスタル・ケイさんは「心一つになるライブにしたい」と語った。
同公園には地域の飲食店が出店するほか、近くの象の鼻パークではスケートボーダー15人を招いた競技会も開催する。各商店街のイベントなど、詳細は公式ホームページで。