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【J1湘南】奥野耕平、攻守両面で貢献誓う「粘ればチャンスある」 20日神戸戦

カナロコ by 神奈川新聞 2024年4月19日 17時1分

 J1湘南は20日、ホーム初勝利を懸けて神戸戦(午後3時・レモンS)に臨む。前節は数的不利の中で同点に追いつき勝ち点を死守。MF奥野耕平(24)は「10人になってから引き分けられたのはポジティブな要素。前に行く推進力は増えたと思う」と確かな前進を感じ取っている。

 前節の横浜M戦は茨田とダブルボランチを組み今季初のフル出場。積極的にゴール前に顔を出してチャンスをうかがうと、地道な働きが実ったのは後半35分の同点シーンだ。

 FWルキアンが右サイドで起点となり、FW石井や奥野が敵陣内に走り込むことでマリノスの最終ラインは後退。FW福田がフリーで打ち抜くスペースが生まれ、「(福田)翔生にプレスが届かないところに相手を配置できた。僕に足りない部分でもあった」と収穫を口にした。

 次節の神戸は昨年のチャンピオンチーム。「前線の選手はクオリティーがあるし、圧はあるけど組織的に守っていきたい。難しい試合になると思うが、粘り強く戦えばチャンスはある」と奥野。MF田中が不在の期間、攻守両面で自身の価値を高めたい。

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