神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は27日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝2試合を行い、向上と武相がベスト4進出を決めた。向上は10年ぶり、武相は40年ぶりに夏の神奈川大会の第1シードを獲得した。
向上は終盤の八、九回に相手のミスもあって1点ずつ得点。4―3で横浜清陵を振り切った。投げては大森逢沙斗(3年)、百瀬匠(3年)の継投策がはまった。
武相は、二回に3点を先制されたが、三回に5連続長短打などで一挙5得点して逆転。6―5で接戦を制した。八木隼俊、吉崎創史の2年生バッテリーが粘り強く投げ切った。
28日は同球場で残りの準決勝、慶応―横浜、東海大相模―桐光学園を行う。第1試合は午前10時開始。