慶応ー横浜、東海大相模ー桐光学園と、大型連休中の屈指の好カード。天気も良く、サーティーフォー保土ケ谷球場には多くの観客が詰めかけて、外野の芝生席も開放された。
試合開始(午前10時)2時間前には、球場から遠く離れた場所まで入場待ちの列が延び、第1試合(慶応―横浜)の途中で満員となって入場券の販売を一度停止。その後、第2試合(東海大相模―桐光学園)で再販売し、2試合で約1万6000人が観戦した。
春の入場者数としては「10年ぐらいはなかった多さ。桐光学園に松井(米大リーグ・パドレス)がいた年に札止めになった記憶がある」と神奈川県高野連関係者。県高野連の榊原秀樹専務理事は「多くの観客に暑い中で並んで頂いたが、クレームなどもなく整然と観戦してもらえた。無事に開催できて、高校野球ファンの皆さんに感謝している」と話した。