愛川町は5月から、町の広報紙「広報あいかわ」の配布部数を一気に1.5倍の約1万5千部に拡大する。これまで以上に若い世代に届けようと、町内の幼稚園・保育園と小中学校に子どもたちの分を送り、自宅に持ち帰ってもらう。町内の企業にも配布して従業員に読んでもらうとともに、愛甲商工会などに専用の棚を設置して手に取ってもらえるよう働きかける。
同町の2月1日現在の人口は3万9441人で、世帯数は約1万9千。広報紙は新聞折り込みのほか、関係公共機関などへ送る分を含め約1万部を配布しているが「活字離れの進む若い世代にも広報紙を読んでもらおう」と配布先を拡大することにした。