ありあけ(横浜市中区)は横浜開港記念日の6月2日、「開港ハーバー抹茶黒蜜」を発売する。京都で作った専用の抹茶「万丈(ばんじょう)の蒼(あお)」を使った。5月1日には横浜高島屋で発売イベントがスタート。買い物客にアピールしている(同7日まで)。
鮮やかな色合いにこだわったオリジナル抹茶は全国茶審査技術十段で京都・放香堂の酢田恭行氏と共同開発。自家製抹茶餡(あん)の中に、栗の甘露煮と抹茶黒蜜を閉じ込めて焼き上げた。
酢田氏は横浜の開港後にお茶が海外へ輸出され、業界の発展につながったとした上で「新しいお茶の未来をつくりたい」、ありあけの堀越隆宏社長は「ハーバーを知らない方々や外国人観光客にも召し上がっていただきたい」と話した。
単品216円。5個入り1080円。ありあけ直営店では5月3日から先行発売する。