5日の「端午の節句」を前に、神奈川県三浦市三崎4丁目の海南神社で子どもたちの健やかな成長を願って五月人形とこいのぼりが飾られている。連休明けの10日ごろまで展示する予定。
こいのぼりは色とりどりの約50匹が群泳し、長さ8メートルの特大サイズや珍しいのぼり旗スタイルもある。約70体の五月人形はよろい飾りやかぶと飾り、武者人形など大小さまざまな飾りが神楽殿に並ぶ。有名な武将たちのデザインをモチーフにしたかぶと飾りが一堂に並ぶ様は見応えがある。
いずれも氏子が納めたもので、以前はおたき上げをして供養していた。最近は同神社の倉庫で大切に保管し、回を重ねるごとに展示数も増えている。参拝者は特に勇壮なよろい飾りとかぶと飾りを眺めながら、「迫力がある」「動きそう」とレンズを向けていた。