県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は3日、横浜スタジアムで準決勝2試合を行い、武相と東海大相模が4日の決勝(同スタジアム・正午)に進んだ。武相の決勝進出は40年ぶり、東海は3年ぶり。ともに関東大会(18日から群馬県)に出場する。
武相は試合前半に打線が活発だった。初回に二塁打3本などで2点を先制。四回には金城楽依夢(3年)のソロ本塁打などで3点を加えた。投げては八木隼俊(2年)、仲間球児朗(3年)の継投で向上の反撃をしのいだ。
東海は先発の左腕藤田琉生(3年)が大活躍。横浜打線を6安打1失点に抑えて完投。九回には自ら右翼スタンドへ3点本塁打を放って試合を決めた。横浜は織田翔希、若杉一惺の1年生投手リレーで試合をつくったが、打線が藤田を捉えられなかった。
決勝は武相が勝てば42年ぶり、東海大相模が勝てば3年ぶりの優勝となる。