神奈川県藤沢市は24日、市指定のごみ袋(一般廃棄物指定収集袋)について、事業者用の外装に家庭用のごみ袋を入れて製造され、市内で販売された可能性があると発表した。製造委託先の工場で誤包装されたことが原因で、市はすでに出荷された約2600セットの回収作業を進めている。
誤って製造されたのは、家庭用のごみ袋(20リットル、10枚入り400円、ピンク色)で、事業者用のごみ袋(20リットル、10枚入り1500円、青色)の外装(透明)に入れられていた。
市から製造委託された業者の作業員が誤った外装を機械にセットしたことが原因。2日から22日までに、誤包装されたごみ袋が入った可能性のある87ケース(約2600セット入り)が出荷された。すでに大半が回収されているが、誤った金額で販売された可能性があり、市は購入者に市へ連絡するよう呼びかけている。
22日に市内のコンビニで家庭用のピンク色のごみ袋を購入しようとした利用客が、支払い時に値段が普段と違うことに気付き、判明した。