小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した日を記念して制定された「はやぶさの日」(6月13日)に合わせ、相模原市内で6月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者による講演会などの宇宙に関連したイベントが開かれる。
市が主体となり、同9~16日を「はやぶさWEEK」として催しを展開。市立博物館(同市中央区高根)で9日に開かれる講演会では、JAXA宇宙科学研究所地球外物質研究グループ長の臼井寛裕さんが、はやぶさが地球に持ち帰った小惑星イトカワのサンプルなどに関する研究成果や今後について語る。
また、同博物館で同日、「星砂」で星座絵を作る小中学生対象のワークショップ(WS)や、陣馬山の山頂から見える星空を収録した仮想現実(VR)の体験も実施。市立図書館(同区鹿沼台)では同5~16日、日本の宇宙開発の歴史をまとめた年表の展示なども行う予定。
講演会とWSは要申し込み(定員あり)。問い合わせは、市シティプロモーション戦略課電話042(707)7045。