横浜DeNAの山崎康晃投手(31)と関根大気外野手(28)が28日、横浜市西区の市立平沼小学校を訪れ、6年生約100人と交流した。夢をテーマに児童の質問に答えたり、キャッチボールも披露したりと、和やかな時間を過ごした。
イベントはベイスターズの選手会が地域貢献を目的とした恒例の「星に願いを」プロジェクトの一環。同日開幕する交流戦の前に、山崎、関根両選手がサプライズで体育館に登場すると、驚きの声と拍手が起こった。
児童から「プロになるためにどれくらい練習したのか」と問われると、山崎は「練習と捉えず、好きなことをしていた感覚。みんなも好きなことを一生懸命やってほしい」とエール。関根は「小学生の時は土日しか練習していない。高校に入って、自分よりうまい人が現れてから必死にやるようになった」と答えた。
参加した男子児童(11)は「土日以外に放課後も頑張って練習して、同じプロ野球選手になりたい」と、涙を流していた。
山崎は「エネルギーがすごかった。僕が元気をもらった」と感謝。関根は「笑顔がたくさん見られて、温かい気持ちになった」と話した。