バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス選手や篠山竜青選手らが28日、川崎市役所で福田紀彦市長に今季の報告をした。
今シーズンはチャンピオンシップ進出を逃す苦しい一年となったが、キャプテンの篠山選手は「毎年、優勝候補として強くあり続けることは難しい。一方で、どういう成績であっても地域の皆さんに愛され、支えてもらった」と感謝した。
現役生活に幕を下ろすファジーカス選手も「このような終わり方ですごく悲しい気持ちになるが、川崎で過ごした12年間は絶対に忘れない。発展していく川崎の街を、大きくなった子どもたちと見にいきたいね」と笑った。
日本のバスケ界発展にも大きく貢献したファジーカス選手に、福田市長は「影響は計り知れなく、チームにスピリットは生き続ける」とねぎらった。