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川崎市バス、一部路線で6月10日から減便 人員確保できず、運転手不足では初めて

カナロコ by 神奈川新聞 2024年5月28日 21時18分

 川崎市交通局は28日、鷲ケ峰営業所(宮前区)管内で運行する市バスの一部路線で6月10日から減便すると発表した。運転手の労働時間に規制がかけられる「2024年問題」が影響したほか、退職や新規採用で人員を確保できなかった。市交通局によると、運転手不足を理由にする減便は初めてという。

 市交通局によると、6月10日から減便されるのは鷲ケ峰営業所が運行する平日・土日の7路線、18系統計144便。鷲ケ峰営業所全体の便数の約3.4%に当たる。通勤・通学客が利用する朝のラッシュには影響が出にくいように、便数を減らすのは、主に日中や夜間にした。運行本数が多く、運行間隔が短い路線から選んだ。市バス全体では1万2089便となる。

 新たな時刻表は6月3日までに市バスのホームページで公表する。対象のバス停にも張り出すほか、車内でもアナウンスする。

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