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新江ノ島水族館生まれのカタクチイワシ 6月1日から100匹以上展示

カナロコ by 神奈川新聞 2024年5月29日 18時30分

 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)は6月1日から、同館生まれのカタクチイワシを展示する。同館2階「ウェルカムラウンジ」の水槽で、100匹以上のカタクチイワシが泳ぐ姿を見ることができる。7月7日まで。

 同館では、江の島周辺の特産品であるシラス(カタクチイワシの稚魚)を卵からふ化させ、生きたまま観賞できる常設展示施設「シラスがイワシになるまで」を2014年4月に設置。シラスは環境の変化に弱く、温度管理など水槽で育てることは難しいとされる。しかし、同館ではシラスから成長した現在11世代目のカタクチイワシが育っている。

 同館の担当者は「開館20周年の特別展の一環として展示する。水族館で生まれ育ったカタクチイワシの姿をぜひ、多くの人に見てほしい」と話している。

 問い合わせは同水族館電話0466(29)9960。

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