上空の寒気の影響などで神奈川県内は3日夜、断続的に激しい雨となり、川崎市多摩区で午後9時までの1時間に47ミリの激しい雨を観測した。横浜地方気象台は横浜、川崎両市に大雨・洪水警報を発表。同日夜遅くにかけて、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水などに警戒するよう呼びかけた。横浜市港南区の平戸永谷川などで水位が上昇した。
気象台によると、東日本の上空約5500メートルに氷点下15度以下の寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。雷を伴って激しい雨の降った所があり、4日明け方にかけて落雷や突風などに注意が必要としている。