ゲーム機賭博店で使用されると知りながらパチスロ機を販売し、メンテナンスなどを行ったとして、神奈川や宮城など6県警の合同捜査本部は4日、常習賭博ほう助の疑いで、伊勢原市上粕屋、会社役員の男(26)を逮捕した。神奈川県警生活保安課によると、合同捜査による同容疑の摘発は全国初という。
逮捕容疑は、数人と共謀し、昨年11月13日ごろから今年1月18日ごろまでの間、川崎市川崎区東田町のゲーム機賭博店「ライフ」で常習的に賭博が行われていることを知りながらパチスロ機を提供した上、周辺機器の設置やメンテナンス作業の実施などで経営を手助けした、としている。
県警は男の認否を明らかにしていない。