小中学校や図書館向けに、「川崎市学校図書展示会」が市国際交流センター(同市中原区)で開かれている。8日まで。
北野書店(同市幸区)の主催で、歴史や科学などの専門的な本から絵本、読み物などの多様なジャンルの約1万5千冊をそろえた。同区で図書ボランティアをしている女性(51)は「実際に手に取って見ることができるので、子どもたちに読み聞かせをする本の参考になる」とうなずいていた。
毎年恒例となっている展示会で、今回は川崎市制100周年を記念して同市にゆかりのある人物やスポーツチームを紹介する本も取りそろえた。
同書店の馬瀬錠治さん(51)は「紙の本を読むことの素晴らしさを学校や図書館でも伝えてほしい」と思いを語った。