コンピューターゲームなどの腕を競う「eスポーツ」を通じて高齢者の健康を促進しようと、藤沢市役所で15日、eスポーツ体験会が開かれた。65~82歳の市民12人が参加し、パズルゲームなどに挑戦した。
会場に設けられた専用コーナーでは、参加者らがカーレースとパズルのゲームを体験。初めてのeスポーツに最初は戸惑いながらも徐々に慣れ、両手でコントローラーを操作しながら真剣な表情で画面を見つめた。
このほか、健康と要介護状態の中間に位置する「フレイル」の予防として体幹トレーニングの指導が行われ、体の内側の筋肉を意識的に鍛える方法などを学んだ。認知症予防のための記憶力テストも実施された。