三浦市の吉田英男市長らが同市三崎町小網代の市道に隣接する土地を持つ企業関係者の接待を受け、手土産までもらっていたことが17日、明らかになった。市は「倫理上問題ない」としているが、この企業は市道が廃止になった場合、土地を取得する意向を示している。
同日の市議会総務経済常任委員会で、市職員の倫理審査請求ができるシステムの構築を求める陳情の審査過程で判明した。陳情は継続審査となった。
陳情者の質問状に対する市の回答などによると、時期は不明だが、吉田市長と星野拓吉副市長は市道に隣接する土地を所有する企業との会食を伴う会合に参加。飲食代を同社に負担してもらい、手土産として菓子なども受け取った。一方で、私的な会食は否定している。