J1横浜Mは27日、MF吉尾海夏(25)が韓国Kリーグの済州に期限付き移籍すると発表した。期間は12月31日まで。今季は天皇杯1試合の出場にとどまっており、クラブを通じ「応援してくれている人、待っていてくれた人に恩返しができず少し悔しいが、活躍している情報を届けられるよう頑張ってきます」などとコメントした。
横浜Mの育成組織出身で、2017年にトップ昇格。仙台、町田への期限付き移籍を経て22年にマリノスに復帰し、昨季は本職ではないサイドバックも担ってアジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ突破に大きく貢献した。
今季は出番が巡らず「心が折れそうになった時もあった」と吐露しつつ、「ファン・サポーターの皆さんがメッセージや手紙をくれたり、声をかけてくれたりしたことが、ここまでやってこられた大きな原動力になっていた」と感謝。新天地での奮闘を誓った。