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川崎の東芝未来科学館、29日一般公開終了 市が感謝状、今後は関係者限定に

カナロコ by 神奈川新聞 2024年6月28日 22時0分

 地域の科学技術の発展に寄与し、子どもたちに夢と希望を与えたとして、川崎市は28日、今月29日で一般向け公開を終了する東芝未来科学館(川崎市幸区)に感謝状を贈った。福家浩之館長(60)は「この栄誉は63年間の科学館の運営に携わってきた会員、メンバーらの努力の結果。喜びを分かち合いたい」と語った。

 市民に親しまれてきた科学館は1961年に開設し、2014年に現在の場所に移転した。これまで約1120万人が訪れている。国産初となった東芝製品など産業遺産の展示は継続するが、今後は顧客やパートナー企業などに限定し公開する。親子2世代にわたって同館を訪れた福田紀彦市長は「科学に対するインスパイアーをもらえたところ。とても学校では味わえない、楽しさ、すごさ、夢を与えてくれた」と感謝した。

 最終日の29日は午前9時半から午後5時まで。事前予約が必要で、すでに定員に達している。

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