県警創立150年を記念したコンサートが29日、ひらしん平塚文化芸術ホール(平塚市見附町)で開かれた。参加した県民ら約1100人は県警音楽隊が奏でる演奏や、今年発足50年を迎えた同隊のカラーガードの演技を堪能した。
冒頭、直江利克本部長が「150年を迎えられたのは、先人たちの努力に加え、皆さまの警察業務への理解や協力があったから」とあいさつ。150年にちなみ、音楽隊が明治から昭和初期に生まれた日本の唱歌「故郷」「赤とんぼ」「春の小川」などを奏でた。横浜ゆかりの国民的歌手・美空ひばりさんの「川の流れのように」などのメドレーや、フォークデュオ「ゆず」の「栄光の架橋」といった人気の曲も披露され、来場者を楽しませた。
このほか、コンサート中には映像で県警のこれまでの歩みや制服の変遷、庁舎の様子などが紹介された。