2日午後6時5分ごろ、藤沢市亀井野のアパートの一室で赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかった。住人の50代男性から同日午後に「話したいことがあるから来てほしい」と110番通報があり、駆け付けた藤沢北署員が発見。捜査関係者によると、男性は「亡くなった妻が3人の遺体を保管していた」という趣旨の説明しており、署は死体遺棄事件の可能性もあるとみて調べている。
署によると、3人の遺体はいずれも性別や年齢は不明で2人が白骨化し、1人も一部が白骨化している状態で見つかった。死後数年が経過している可能性があるという。署は今後、司法解剖で遺体の死因や死亡時期などを調べる。死体遺棄罪は公訴時効3年で、いきさつなどを慎重に調べている。
捜査関係者によると、遺体は同じ部屋にそれぞれ別の容器にふたをして保管されていたという。
関係者によると、男性は以前に妻や子どもと5人暮らしだったが、妻は既に亡くなっており、現在は1人暮らしという。
現場は小田急線湘南台駅から南東1.3キロの住宅街。