環境省と気象庁は4日、神奈川県に熱中症警戒アラートを発表した。同日は気温が著しく高くなり、熱中症による健康被害の恐れがあるとして、エアコンを使うなどの予防行動を呼びかけている。こまめな休憩や水分補給も求めている。県内への発表は今年初めて。
熱中症警戒アラートは気温だけでなく、湿度や日射などを加味した暑さ指数が33以上と見込まれた地域に発表される。
県内で同日に予想される暑さ指数は小田原市が33。海老名市と藤沢市は32、横浜市中区と三浦市が31となっている。
予想最高気温は横浜、小田原ともに34度。午前7時までに小田原で29.4度まで気温が上昇したほか、藤沢で28.5度、海老名では28.3度を観測している。
この日のアラートは、東京や千葉、埼玉、静岡などにも発表されている。