「七夕決戦」の7日に投開票される神奈川の綾瀬市長選に合わせ、こども選挙が初めて市内で行われる。2022年10月の茅ケ崎市長選で市民が主権者教育の試みとして考案した企画で、各地に広がっている。関係者からは低迷する投票率を引き上げる相乗効果を期待する声も聞かれる。
実行委員会によると、対象は綾瀬市内の小学1年生から17歳まで。7日に、市内の商業施設「綾瀬タウンヒルズSC」(同市深谷中)と「MEGAドン・キホーテ綾瀬店」(同市大上)の2カ所に投票所を開設し、午前10時から午後3時まで受け付ける。ネットで投票することもできる。
ボランティアが立ち会うが、身元確認など手続きは不要で入場無料。今回の市長選に立候補した新人4人の名前が書かれた投票用紙を配布、実物の記載台と投票箱を使って模擬体験してもらう。投票結果はホームページで後日公表する予定。