国土交通省や各港湾管理者などが「海の月間」(7月)に合わせて実施するキャンペーン「東京湾クリーンアップ大作戦」が6日、横須賀市走水の走水(伊勢町)海岸で行われ、地元住民らが海岸の清掃活動に汗を流した。
同海岸での活動は同市主催で、新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催。近隣小学校の児童や保護者、地元町内会などから約100人が参加した。参加者はごみ袋とトングを手に、砂浜や波打ち際に落ちているペットボトルやプラスチックごみ、木片などを拾い集めた。
市港湾企画課によると、1時間ほどの清掃活動で45リットル袋12個分のごみが集まったという。
母親と参加した市立馬堀小6年のノザキ・ライアンさん(12)は「プラスチックごみや釣り糸など、思っていた以上にごみが落ちていた」と話していた。
市は8~12日、市役所内で同作戦の活動内容を紹介するパネル展示も行う。