住まいの防災を楽しみながら学ぶイベント「だい・ぼう・けん」が6日から、横浜市神奈川区の市民防災センターと沢渡中央公園で始まった。大和ハウスグループと大東建託グループが主催し、家族連れなどが訪れた。7日まで。
両社グループは3月、それぞれが管理する賃貸住宅の入居者らを支援するため、地域の防災力強化などを目指して平時や有事の協業、情報共有を進める「災害における連携及び支援協定」を締結。今回は、それに基づく第1回のイベントとして開かれた。
公園では避難シェルターのつくり方セミナーなどが開かれたほか、センター内の火災シミュレーターや分譲マンションの一室を再現したコーナーでの避難はしご体験も人気を集めた。
子ども向け学習教材「うんこドリル」のキャラクター「うんこ先生」による防災ショーも開かれ、キャラクターの着ぐるみが登場し、クイズ形式で「地震が来たら慌てず行動する」「安全な校庭に逃げる」などと呼びかけた。見ていた子どもらは、挙手でクイズに答えながら、楽しく防災を学んでいた。