第106回全国高校野球選手権神奈川大会は7日、サーティーフォー保土ケ谷球場など10球場で一斉に1回戦がスタートした。
今大会ノーシードから頂点に挑む横浜隼人は、横浜平沼に9-0で七回コールド勝ち。
プロ注目右腕の沼井は登板せず、先発は背番号10の清水(3年)。キレのあるボールで4安打で投げ切った。打線は初回に2死からの4連打などで4点。横浜平沼・高見沢の緩い変化球を打ちあぐねる場面もあったが、四回に3点を追加して試合を決めた。主将の山野井は2二塁打。
2回戦は9日に県立校屈指の右腕と評判の上川を擁する鶴嶺と対戦する。隼人・水谷監督は「これまでも苦しい試合をやってきた。選手たちが1球1球成長してくれれば」。山野井は「テンポがいい上川投手の流れで野球をやらせないよう、圧力をかけていきたい」と話した。