Infoseek 楽天

リニア新幹線、相模原・新駅工事現場の見学広場リニューアル 掘削機も展示

カナロコ by 神奈川新聞 2024年7月8日 11時10分

 JR橋本駅近くにある、リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称、相模原市緑区)の工事現場の一角に整備された「さがみはらリニアひろば」がリニューアルオープンした。JR東海がリニアの工事現場を一般向けに広場として公開しているのは同所だけで、新たに大型掘削機「シールドマシン」の一部なども展示している。

 同社によると、駅は地下約30メートルに建設され、駅舎の全長は約680メートル、二つのホームに4線を設ける計画。現在は掘削を終え、駅の土台など躯体(くたい)構築工事に着手している。広場は掘削により出た土を高さ約10メートルに積み上げて整備されており、駅の最深部までは見えないものの、全体を上から一望できる。仕事の合間に立ち寄った東京都内の会社員女性(27)は「想像以上の規模」と驚いていた。

 今後はシールドマシンを用いて駅の西端部から相模川方面へトンネルを掘る工事も控えており、広場には新たにトンネル(直径14メートル)と同じ大きさのベンチやトンネルに使用される壁を展示。シールドマシンの掘削面の一部も展示している。

 広場は毎週金曜と、第1.3・5土曜に開園(8月9、16、17日は休園)する。午前10時~午後4時。

この記事の関連ニュース