海遊びに訪れ、気軽な気持ちで貝類や海藻を採取する「レジャー密漁」の防止を呼びかけるパトロールが6日、神奈川県葉山町の海岸で実施された。横須賀海上保安部と同町、県、葉山署、湘南漁業協同組合葉山支所の関係者約30人が参加し、海洋レジャーを楽しむ人たちに啓発グッズを配布して協力を求めた。
合同パトロールは2022年から実施し、3回目。海辺を訪れる人が増えるゴールデンウイークに毎年企画されているが、今年は雨で順延していた。
同保安部によると、今月4日までに管内(横須賀、逗子、三浦市、葉山町)で検挙した密漁者は37人。昨年同期(24人)の1.5倍に当たり、県内在住者が8割を占める。昨年はいなかった外国籍の人も10人いるという。