プラスチックごみの削減を図り、熱中症予防にも役立てようと、東海大湘南キャンパス(平塚市北金目)はこのほど、キャンパス内8カ所にウオーターサーバーを設置した。学生団体でプラスチック削減プロジェクトリーダーを務める高原沙弥さん(20)は「身近なペットボトルの削減活動を通じて、環境問題に意識を向けてもらいたい」と話している。
ウオーターサーバーの配置は学生団体の発案がきっかけだ。昨年5月末から2カ月間、キャンパス構内の3カ所に試験的に設置し、利用された量を計測したところ、合計で500ミリリットルのペットボトル約4万本分の水が利用されていることが判明。利用した学生からの反響が大きかったことから、同大はキャンパス各所への本設置を決めた。