動物に影響を与えている環境問題について考える企画展「いきものSOS展」が、横浜市旭区のよこはま動物園ズーラシアで開かれている。9月2日まで。
企画展では、ホッキョクグマの飼育エリアにショーケースを設置し、海岸に落ちていたペットボトルやプラスチック容器など15点を展示。海洋汚染が進んでいる現状や、ウミネコなどがプラスチックごみを誤飲し、個体数が減少している一因となっていることなどをパネルで説明している。
さらに、地球温暖化によって北極圏の氷が解け、ホッキョクグマなどが生息する北極圏の生態系に影響を及ぼしていることについても伝えている。
同園のスタッフは「動物に愛着を持ってもらいながら、環境問題や動物の生活環境の保全などについて興味を持ってもらえれば」と来場を呼びかけている。
問い合わせは同園、電話045(959)1000。