気象庁は18日、関東甲信と東海が梅雨明けしたとみられると発表した。ともに平年より1日早く、昨年と比べ関東甲信が4日早い一方、東海は2日遅かった。関東甲信では今後1週間程度、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなり、厳しい暑さが再来する見通しだ。
関東甲信の梅雨入りは平年より2週間遅い6月21日に発表されたため、今年は1カ月に満たない短い梅雨となった。横浜地方気象台によると、期間中(6月21日~7月17日)の降水量は最多の箱根町で577.5ミリ(速報値)と平年の1.38倍に達し、県内の他地点も平年比1.01~1.68倍を観測した。
18日は高気圧に覆われて気温が上昇。横浜市中区と海老名市、小田原市、三浦市で30度を超える真夏日となっている。
19日以降も厳しい暑さが見込まれ、横浜では20~25日は最高気温34~35度が予想されている。7月上旬のような猛烈な暑さとなる恐れもあり、気象台は「熱中症に注意してほしい」と呼びかけている。