◆横浜9-2桐光学園(7回コールド)
第106回全国高校野球選手権神奈川大会は20日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで準々決勝を行い、横浜が9-2で桐光学園に七回コールド勝ちし、準決勝に駒を進めた。
横浜は初回、1年小野の適時打などで2点を先制し、四回には為永の今大会自身2本目のアーチで1点を追加。1点差に詰められた六回は主将阿部葉の適時打などで大量6点で突き放した。横浜の村田浩明監督(38)は「(先発の織田には)4点くらい取られていいよという話はしていた。でも予想以上に良かった」と、六回途中2失点と好投した1年生右腕を評価した。
桐光は3点を追う六回、中里の適時打などで2点を返すも、2番手加賀が横浜打線につかまった。秋の王者として、優勝候補の一角に挙げられていたが、ベスト8で姿を消した。
高校通算48本塁打の主将・森は今大会0本塁打に終わり、「重圧に苦しむ自分をカバーしてくれた仲間がいて、4回も勝てた。全部自分のせい。申し訳なさと感謝の気持ちがある」と話した。