◆向上9-6桐蔭学園
第106回全国高校野球選手権神奈川大会は20日、等々力球場などで準々決勝を行い、第1シードの向上が9―6で第3シードの桐蔭学園を下して、10年ぶりの4強入りを決めた。
向上は3―3の六回無死満塁から石井の内野安打が敵失を誘って2点を勝ち越し。さらに古知屋、松根の適時打でこの回に5点を奪って流れを引き寄せた。桐蔭は七回に和田と寺沢の適時打などで3点を返したが、反撃も一歩及ばなかった。
向上の先発百瀬は4回3失点。継いだ大森が3回1/3を3失点と踏ん張り、斎藤、桧原のリレーで逃げ切った。