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「ポスト岸田」候補の小泉氏、犯罪被害者支援で若手議員と連携 地元神奈川で熱視線 父・純一郎氏が基本法制定 

カナロコ by 神奈川新聞 2024年7月23日 19時50分

 自民党の小泉進次郎元環境相(衆院11区)が県関係の若手議員らと連携する場面が目立っている。犯罪被害者のさらなる支援へ三谷英弘氏(比例南関東)とタッグを組むほか、古川直季氏(6区)の選挙区支部主催の集会にもゲストとして招かれた。党県連会長でもある小泉氏は「ポスト岸田」候補として取り沙汰されるだけに、地元・神奈川での連携の行方に熱視線が集まっている。

 「私の中では、犯罪被害者支援担当大臣の設置はあり得ると思っている」

 小泉氏は21日、犯罪被害者の権利保護に取り組む「新全国犯罪被害者の会(新あすの会)」が東京都内で開いた会合で、新たな担当相を内閣府の担当相か、法相や国家公安委員長が兼任する形で設置する構想に言及した。

 出席者によると、小泉氏は会合で、遺族が受け取る給付金の最低額を多くのケースで1千万円以上に引き上げた犯罪被害給付制度の改正に尽力したことを報告しつつ「引き続き、どのような立場になっても頑張る」と述べ、先を見据えた。

 犯罪被害者基本法は父・純一郎元首相が在任中、2004年に制定した。さらなる被害補償制度の充実を求めて22年3月に新あすの会が立ち上がった際、小泉氏は「父との縁を通じていただいたご縁。もしお力になれるのであれば、自分ができる限りのことをやらなければいけない」と強調し、親子2代にわたる支援を約束していた。

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