23日午前11時35分ごろ、神奈川県三浦市三崎町小網代の荒井浜海水浴場に隣接する民宿から「海で人が流されているように見える」と119番通報があった。同日午後0時20分ごろ、横須賀市消防局の救助隊員が同海水浴場沖合約100メートルの海中に沈んでいた川崎市の男子大学生(21)を引き上げたが、大学生は心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
横須賀海上保安部によると、大学生は友人2人と同海水浴場を訪れ、沖合にある岩場を目指して遊泳していた。大学生が途中で溺れたため、友人2人は浜に戻り民宿に助けを求めたという。同局によると、大学生は水深4メートルの海中で見つかったという。当時、風浪やうねりはなかった。