いすゞ自動車(横浜市西区)は24日、総重量3.5トン未満でオートマチックトランスミッション(AT)限定の普通免許でも運転できる小型ディーゼルトラック「エルフミオ」を30日に発売すると発表した。トラック運転手の裾野を広げ、ドライバーの人手不足が懸念される「物流の2024年問題」に対応する。
エルフミオの最大積載量は一般的な軽トラックの約3.8倍に当たる1.35トンで、1.9リットルディーゼルエンジンを搭載。サスペンションやフレームなど部品を軽量化し、燃費性能を高めた。トランスミッションは6速ATを採用し、運転しやすくした。誤発進抑制機能や衝突被害軽減ブレーキなどの安全機能を標準装備している。