京浜急行電鉄(横浜市西区)などは28日、本社内の京急ミュージアムで、「けいきゅうキッズチャレンジ!」と銘打った子ども向けの夏休み企画を開催した。親子連れが数多く訪れ、ダイヤを組んだり、運転操作を体験したりした。沿線の魅力を伝えるプログラムの一環で、2018年から実施している。
今回のテーマは「電車のスケジュール ダイヤグラム(列車運行図表)作成体験」。赤、青、緑色の色鉛筆や定規が参加者に配られ、会場を訪れた20組51人の親子らは、夢中になって作成した。
講師役として、同社運輸営業部の加覧剛宏さんが登壇。現行の平日ダイヤを作成した加覧さんは「泉岳寺駅を発着するスジ(列車線)から引き、そこから他の時間帯に取りかかる」と説明し、列車がどの線路を走るのかの調整なども含め、時間調整の難しさを語った。