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【DeNA】30日から広島戦 カード頭先発の浜口「しっかり自分の投球を」 前回登板は1失点完投勝利

カナロコ by 神奈川新聞 2024年7月29日 21時20分

 セ・リーグ4位の横浜DeNAは、30日から広島との3連戦(マツダ)に臨む。今季は5勝8敗と分が悪い相手だ。カード頭に先発する浜口は29日、横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」で調整し、「不用意なランナーを出すと、相手も足を絡めた攻撃をやりやすくなるので気を付けたい」と表情を引き締めた。

 ここ6試合は一人もクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)を達成できていない先発陣。白星を挙げたのは15日広島戦で1失点(自責点0)完投勝ちした浜口が最後だ。左腕は「前回は真っすぐの感触がすごく良かった。序盤に真っすぐを意識させることができた。またしっかりとやりたい」と再び好投を誓う。

 2戦目の登板が濃厚な東は17日の前回登板も広島戦で、7回3失点と踏ん張ったが開幕連勝記録は8で止まった。「勝つために何ができるか考えてやるだけ。チームが上位に上がっていくために、いい流れを持ってくるために頑張りたい」。エースとして試合をつくるのはもちろん、チームに勢いを生むような投球をする覚悟でいる。

 自慢の打撃陣は後半戦最初の3試合で計3得点と元気がない。こんな時こそ投手陣がカバーする時。セットアッパーのウェンデルケンが広島とのカードから合流予定という朗報もある。

 浜口は「先発投手がしっかりと自分の投球をして、一つずつ試合を戦っていけば、まだ焦るとこでもない。自分のやるべきことをやるだけ」と気負いなく話した。(東 真一)

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