横浜市は29日、港南区内の放課後児童クラブ(学童保育)で提供した昼食を食べた児童がアレルギー症状を発症したと発表した。メニューに卵が含まれているにもかかわらず、提供事業者が献立表のアレルギー表示欄に卵の記載をしていなかった。市内の児童預かり拠点では22日から昼食提供のモデル事業を開始していた。
市こども青少年局によると、「ハーベスト」(保土ケ谷区)が提供した昼食の「蒸ししゅうまい」に卵が含まれていた。児童は喫食後に体調を崩して吐き、保護者の迎えで帰宅した。自宅で療養し、体調は落ち着いているという。