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江の島に咲き誇る「幻の花」 数十年に1度、リュウゼツラン間近で観賞を

カナロコ by 神奈川新聞 2024年7月31日 5時10分

 神奈川県藤沢市江の島の頂上部にある観光庭園「江の島サムエル・コッキング苑」で、「幻の花」と呼ばれるリュウゼツランが開花し、観光客らが写真撮影などを楽しんでいる。

 リュウゼツランは中米原産の植物で数十年に1度花を咲かせるといわれる。同苑によると、2022年にも咲いたという。通常は5~7メートルほどの高さまで茎が伸びた後、上部で花を咲かせるため、花が咲く部分を見ることは難しいが、同苑には高さ約1メートルほどのリュウゼツランが1本あり、近くで見ることができる。

 29日に同苑を訪れた市内在住の平尾菊江さん(45)は「好きな香水の原料となっているリュウゼツランを、近くで見てみたいと思って来ました」と言い、友人の有村朗子(あきこ)さん(64)は「実物を間近に観賞できてうれしい」と話していた。

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