日産自動車(横浜市西区)は1日、2025年に活動再開する本社野球部のユニホームを発表した。
ユニホームは日産のコーポレートカラーで活動拠点の神奈川県横須賀市の市章に使われる青を基調としたもの。右胸に「ブルーバード」と、過去2度の都市対抗大会優勝を意味する二つの赤い星が描かれた。記者会見に出席した伊藤祐樹監督(52)は「OBたちが集まる機会があって、赤と青のサンプルに対し、圧倒的に青(を推す声)が多かった」と説明した。
初年度に採用する22人の選手はほぼ固まっているという。練習グラウンドやクラブハウスなども同社所有の追浜工場敷地内に建設中だ。指揮官は「ユニホームという再開に直結するものを絵にできた。準備が進んでいるという状況を感じられた」と喜ぶ。
今夏の都市対抗ではライバルとなる三菱重工East(横浜市)が初優勝した。四之宮洋介ヘッドコーチ(47)は「西関東を勝ち抜くことの難しさを感じているが、そこに立ち向かうことへのワクワク感がある」と抱負を語った。