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鶴岡八幡宮を彩るぼんぼり、幻想的に 人気漫画のイラストも 6日から祭り

カナロコ by 神奈川新聞 2024年8月2日 5時20分

 鎌倉の夏の夕べを幻想的に彩る恒例の「ぼんぼり祭」が6~9日の4日間、鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)で開かれる。

 鎌倉の海水浴客に鎌倉の文化に触れてもらおうと、鎌倉ペンクラブの協力で1938年に始まった。解剖学者の養老孟司さん、タレントのみのもんたさんら鎌倉ゆかりの文化人が筆で書いた書画を約400基のぼんぼりに仕立てて日没後の境内に飾り、鎌倉の夏の風物詩ともなっている。

 今年は、鎌倉幕府滅亡を舞台にした人気漫画「逃げ上手の若君」の作者・松井優征さんやポケットモンスターのキャラクターデザインを担当するにしだあつこさんのぼんぼりも初めてお目見え。元ラグビー選手の五郎丸歩さんは「日々の努力、夢への近道」と力強く揮毫(きごう)している。

 点灯は日没(午後6時半ごろ)から午後9時まで。同八幡宮は「昼間と夜のろうそくをともしたぼんぼりは見え方が違う。異なる美しさを2回見に来てほしい」と呼びかけている。

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