相模川の夏の夜空を彩る第78回あつぎ鮎(あゆ)まつり大花火大会(厚木市など主催)が3日夜、相模川と中津川などが合流する三川合流点と周辺で行われた。猛暑が続く中、熱中症などに配慮して、打ち上げ数約1万発は例年通りのまま、打ち上げ時間を例年の1時間半から1時間に短縮しての開催となった。
相模川両岸3カ所に設けられた有料観覧席は、昨年の約1万席から約1万2千席に増やした。河川敷とその周辺は約23万人(主催者発表)の観客で埋まった。
午後7時から打ち上げが始まり、大輪の花火が開くたびに歓声が沸き、川面にも美しく映り込んだ。大ナイアガラとスターマインでフィナーレを迎えた。
4日は、子ども鮎つかみどり、みこしショー、ダンスイベント、たくさんの屋台が並ぶ市民出店村などが行われる。(石本 健二)