水産業の魅力をPRし、地域漁業の活性化につなげようと「小田原みなとまつり」が4日、小田原市早川の小田原漁港周辺で行われた。水揚げされたばかりの鮮魚や地魚を使った料理が販売されたほか、漁船クルーズなども催され、多くの人でにぎわった。
漁業協同組合や市、県などでつくる実行委員会の主催で、今年で31回目。アジやイサキ、カマスなど、この日水揚げされたばかりの魚を格安で販売するコーナーには長い列ができた。
いけすに入れられたネコザメ、タカノハダイ、カニなど、さまざまな魚介類に触れられる「さわる水族館」には多くの子ども連れが訪れていた。
会場内には、アジフライや干物などを食べられる飲食ブースが設けられたほか、干物づくり体験なども企画された。漁船を使って周辺海域を周遊するクルーズや、漁港内クルーズも人気を集めていた。(佐野 克之)